まだ間に合います、花粉症の鍼治療!
院長の滝沢です。
この時季一番つらいのは「花粉症」です。
今シーズンの花粉の飛散量は、地域によって昨シーズンの2倍になると言われています。
「季節性」のアレルギー性鼻炎なので、春の花粉症では早い方で1月下旬から2月頃までに症状が出始め、耳鼻科へ行き処方薬を服用したり使用したりします。毎年悩まされている方の中には、あらかじめ症状が出る前に病院へ行くことも少なくないでしょう。
「通年性」のアレルギー性鼻炎の方でも、3月4月はつらくなる方も多いと思います。
どうにかして治したい気持ちはあるものの、病院では治癒というよりも対症療法に近い方法が多いです。
それ以外に治す方法は、舌下免疫療法・レーザー治療等があり、最近では「腸」が免疫と関係していることから抗アレルギー作用のある「乳酸菌」を摂取して症状の改善を促しています。
いろいろな方法はありますが、特に決定的な治療法があるわけではありません。
実際に試してみないと治るかどうかも分かりません。
鍼治療と花粉症・アレルギー性鼻炎
さまざまな選択肢の中に、上記以外にあるといったら「鍼治療」があります。
よくテレビや雑誌で、花粉症に効果のあるツボと紹介されています。ほとんどのツボは、教科書に載っている代表的なものです。鼻周辺に多いです。
しかし、実際に押してみると鼻の通りは良くなるのですが、一時的な効果にとどまってしまいます。
鍼治療でも同じです。教科書通りのツボに刺しても同様の効果しか得られません。
悪いところに鍼をしてもなかなか改善へと近づかないのです。肩こりや腰痛に関しても同じです。
独自の鍼治療
なぜ花粉症になる人とならない人がいるのでしょうか?
花粉が過敏に反応している人には、体に何かしらの不調を訴えている場合の人が多く、特に首こりや肩こりが深く関係していました。
なかには、首や肩に強い緊張はあるのですが自覚症状のない人も花粉症で悩まされていました。
この「首」「肩」の緊張緩和が、花粉症改善の重要なポイントになります。しかし単純に軟らかくするだけでは効果はでません。
花粉症では、【 鼻・喉・耳・目・口 】の症状が主訴になります。これは、「 顔面に滞っている熱 」が首こりや肩こりによりせき止められ下へ放出できず、顔の出口しか熱が出られない状態になっているのです。
首・肩の緊張が和らげば、熱は顔に上昇しても下へ放出できるので、滞りなく体内をスムーズに循環してくれます。
首や肩に存在する特有のこりを手・足・臀部などのツボを使って緩める、ハリフル独自の方法で鼻の通りを良くします。
さらに持続性と効果を高めるためシール鍼を体に貼ります。
鍼治療も花粉症根治の選択肢の一つに!
いろいろ試しても効果がなかったり、薬で症状を抑えているのであれば、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。
スギだけでなくヒノキがピークを迎える頃の4月は、両方の飛散時期が重なり症状もつらくなってきます。さらにイネ科は5月がピークです。
今からでも遅くないので、花粉症を根治させましょう!