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首・肩・背中・腕の痛み/しびれの症例

 主な症状

張る こる 重い 寝違え 喉の違和感

こる 重い 回せない 四十肩・五十肩

背中

張る つる 反れない 鎖骨が痛い

肩甲骨

硬い 痛い 呼吸しにくい 音がする

腕・手

重い だるい しびれる テニス肘・ゴルフ肘 腱鞘炎・ばね指

※結果には個人差があり、効果を保証するものではありません。
症例10 重くしめつけられる様な肩の痛み
患者

30代 女性

来院

2018年3月

症状と来院理由

 

1週間ほど前、左肩から上腕にかけて痛みが現れた。

痛みの範囲は脇腹へと広がることもあり、症状は悪化している。

 

初めはしびれの様な感じであったが、現在は重くしめつけられる様な痛みに変わっている。

 

かかりつけの鍼灸院では改善を見込めないと思い、ネットで検索したところ当院を見つけた。

施術内容と経過

肩関節の動きに問題はなく、触診で肩甲骨上角に強いこわばりと斜角筋に緊張がみられた。

 

問診で「生理痛」があり、仙骨に痛みが起こることから、肩甲骨との関係を疑った。

仙骨のツボを使用し、肩甲骨周辺が和らぎ、あわせて斜角筋の緩みも確認できた。

 

さらに肩のこりを緩和させる目的で、臀部のツボに鍼をした。

 

3診目で、上腕部に存在していた「しめつけられる様な痛み」は消失していた。

触診で肩甲骨内側にいつも気になるコリの場所を確認し、後頚部のツボを使用した。

 

4診目で肩~上腕にかけての痛みは完全に消失し、背部の違和感のみ処置し終了した。

同時に施術した症状

なし

使用した主なツボ

仙稜L C₄(4)

まとめ

肩甲骨上角に現れた一過性のこわばりは、次第に肩全体へ派生し上腕への痛みを誘発した。

 

発端は生理痛から起こる腰痛であった。

 

仙骨と肩甲骨の関係を把握していると、痛みの発現点より原因点から症状を読み取ることができる。

症例9 肩関節痛 横に上がらない

症例8 寝違え 首が曲がらない

症例7 首から腕にかけての鈍痛
患者

40代 女性

来院

2017年 2月

症状と来院理由

首・肩7

2週間前から、首から肩(三角筋)にかけて「重く突っ張る」痛みが現れた。

 

もともと肩全体が重だるく慢性的だと感じていたが、痛むことはなかった。何かのきっかけで痛めた覚えはなく、他に心当たりが見当たらなかった。一日に数回の痛みが日を追うごとに強くなり、来院3日前から片頭痛も発症した。

 

症状が悪化していると不安になり、病院を探そうと「肩の痛み、頭痛」をネットで調べると、会社から近くの当院を見つけ予約した。

施術内容と経過

首の動作で、左回旋(顔を左に向ける)時に40度の可動域制限がみられ、同時に首から肩に鈍痛を伴う。

胸椎に問題があると判断し、背中で確認できた緊張を緩めるため、手のツボに鍼をした。

 

その直後に動かしてみると、回旋が90度まで可能になり痛みも消失した。

 

「さっきまでの頭痛も消えている」と確認できたので1回で終了した。その後も症状は安定している。

同時に施術した症状

頭痛

使用した主なツボ

内谷L

まとめ

事務作業により手の疲労が蓄積され、今回の症状に至った。

 

訴えていた多数の症状は原因が同じであったため、手のわずかな緊張を取り除いたことで治癒につながった。

また、手の緊張は上肢や肩甲骨・背部への緊張を誘発し、首の可動域制限を起こし頭痛を併発していた。一つの緊張が緩和されたことで、手の動きに関連する部位の緊張も瞬時に弛緩し可動域が回復した。

 

重複した症状も1本の鍼で解消することは珍しくない。痛みの部位にとらわれることなく、体の動きから原因を分析することが大切である。

関連事項

この症例は頭痛の症例4と同じです。

症例6 首の後ろが痛くて上を向けない
患者

30代 女性

来院

2017年 1月

症状と来院理由

もともと首が凝って気にしていたが、1週間程前から後頚部の痛みが強くなり後屈(上を向くこと)ができなくなった。

 

さらに、吐き気を伴う「クラっとする」めまいが毎朝起こる。夕方以降になると、両手に「ピリピリとしびれる感じ」の症状が現れる。

首はマッサージで揉んだりすると痛みが増強し、市販の湿布薬も効果がない。

 

「どんどん悪くなるのでは」と心配になり、ネット検索で当院を見つけ来院する。

施術内容と経過

首の動きを検査すると、明らかに後屈に可動域(約45度上方まで)の制限がみられた。

触診と制限されている動作から、胸椎のゆがみと判断し手のツボに鍼をすると、「痛みは残っているけど真上を向ける」程度に緩和された。

 

次に、後頚部にある強い圧痛に対して、手のツボに鍼をした。もう一度後屈すると前頚部に違和感が残るので、1ヶ所鍼を追加して終了した。

 

「1回目から両手のしびれ感とめまい、吐き気はなくなった」と2週間症状が安定していた。

再び首の調整をして痛みがないことを確認し、2診目で終了した。

同時に施術した症状

めまい

使用した主なツボ

六谿L T₆(1)L 項強L 合谷L 膝腰間L

まとめ

触診で後頚部に明らかな硬結がみられたが、原因となる場所にアプローチできた結果、早期に改善した。

 

痛みの部位である後頚部がポイントとなるが、患部を刺激したため症状が悪化しており、原因が局所でないことは決定的である。

患部への刺激は一時的に症状は治まるが、予後に緊張が強くなり痛みが増すことが多い。結果的に回復が遅れてしまう場合がある。

 

また、首の可動域制限が後頚部以外に前面の緊張も症状に関係あった。動きを制限させている原因がどこにあるのかを全身から分析し、調整するツボが的確であれば少数でも回復を早められる。

 

今回は、複数の症状が発症していたが、頚部の改善により同時に解消した症例であった。

症例5 後ろ側に手を伸ばした時の肩痛
患者

40代 男性

来院

2017年 1月

症状と来院理由

肩痛1

1ヶ月ほど前、後ろ側に置いてある物を取ろうと、姿勢を変えず手を伸ばした際に、肩の後面に痛みが現れることが分かった。

今回の動きで痛めたのではなく、動かして初めて痛みに気付いた。

 

過去に受傷した記憶もなく、日常生活の中でも気付くことはなかった。気になり始めてから同様の動作を何度か繰り返しても、痛みに変化はなかった。

 

「痛みをスッキリさせたい」ので、当院のホームページを見て「肩に詳しそう」だと思い来院した。

施術内容と経過

肩1

肩の動作を詳細に診ると、内旋時に前面、外旋時に後面とそれぞれ肩関節から上腕部まで痛みが現れる。

 

背中のツボに鍼をすると「痛みは少しあるが先程よりとても動きやすくなった」と確認できた。さらに仙骨のツボで肩甲骨の動きを調整し終了した。

 

2診目では背中のツボで調整すると、内旋・外旋ともに動きの改善がみられ痛みは消失したが、結帯動作で強い違和感が残る。さらに脊柱のツボに鍼をすると、大幅に緩和された。

 

3診目で「何度繰り返しても気にならない」ので終了した。

同時に施術した症状

なし

使用した主なツボ

T₂(1)R T₇(1)R T₂(2)R T₄(1)L

まとめ

肩の痛みが、脊柱の調整で改善された。

 

痛みの部位に鎮痛を目的とした方法を行なうよりも、動きに着目すれば原因からアプローチできるので、すぐに効果を得ることができる。

患部への刺激は、一旦症状が落ち着いてもすぐに再燃しやすい。

 

動きの改善を最優先とする方法は、体に余計な刺激を加えることなく全身に起こるゆがみの調整を可能にする。

 

今回は、肩関節と脊柱が深く関係していることを実証した。

症例4 腕から指先、顔面、足のしびれ
患者

30代 男性

来院

2016年 11月

症状と来院理由

顔・腕・手・足のしびれ

10日前に突然、両上肢に「チリチリ」とした痛みが現れた。特に右側の示指・中指が強い。

また、顔面部両側のコメカミ・目・顎・口唇周辺にも「ピリピリ」とした痛みも同時に現れた。

 

さらに数日後、左下肢の前面・外側に「正座した後にくる」しびれも発症した。いずれの部位も、1日のうち時間に関係なく訪れ、数分から数十分間は症状が現れる。

 

徐々に症状が悪化しており、内科にて診察を受けるが「神経内科に受診して下さい」との事。整形外科ではレントゲン・MRIとも異常なしと診断された。マッサージや整体をしてもらうが、痛みに変化はなく不安になり、「しびれ」で検索し当院を見つけ来院する。

施術内容と経過

触診により前頚部、鎖骨周辺、顎関節に過緊張があり、特に右側が強かった。手と胸椎の関係からそれぞれのツボに鍼をして緊張が緩和された。

下肢の症状に対しては臀部に強い圧痛が診られたので、肩甲骨と足のツボで緊張を緩めた。「体全体が楽になった」ので終了した。

 

【2診目】

鎖骨の動きが鈍かったので、調整するツボを追加。初診時のシビレが10とすると、10→6。

 

【4診目】

施術後3日間は10→1だったが、再び10→5。1日に数回、数十秒のシビレしか現れなかった。

その後、時折強いシビレは現れるが、10→2の状態を維持している。

 

【7診目】

両上肢のシビレは消失し、顔面部と下肢は「気にならなくなった」ので、今後の施術計画を伝え終了した。

同時に施術した症状

肩こり 顎関節症

使用した主なツボ

T₃(1)T₄(1)R 合谷R 養老R 陰陵泉地機L 肩中兪R

まとめ

仕事でPCを見続けており、顎関節に緊張(噛みしめ、顎の痛み等)が起こり周辺の筋肉に影響を及ぼし、シビレに至った。

 

過去に顎関節の痛みで歯医者の通院歴もあり、常に緊張状態であったと思われる。前頚部や前胸部は顔面や上肢との関連性を無視できないことから、緊張が緩和できればシビレ・重だるさ・冷感などの症状を改善できる。

肩こりの改善は、臀部と関わりがあるので下肢の症状緩和にもつながった。

 

全身に同時に起こった痛みやシビレでも、原因を明確に捉えれば、少数の鍼でも大きな効果を発揮する症例であった。

患者様の声

手や足、顔にしびれのような感覚があったが、今ではかなり改善しました。

関連事項

オフィシャルブログ ➔ ここ最近多かった症状○○○とは?

症例3 肩関節痛

症例2 背中の痛み
患者

30代 女性

来院

2016年10月

症状と来院理由

肩こり2

昔から(仕事を始める前から)肩こりや背中の痛みが強く、辛くなると突っ張りが増してくる。

主に座位でパソコンを使用する業務なので、首や両上腕部もたびたび鈍痛が起こる。

 

1ヶ月に1回は週末にマッサージにかかるが、週明けには痛みが戻ってしまうので、あまり改善を期待していなかった。

 

学生の頃、鍼で腰痛が完治した記憶を思い出し、肩こりで検索し来院した。

施術内容と経過

頚部から背部までの動作を検査すると、首と胸椎の可動域が著しく鈍かった。特に左右の回旋に関しては背部に痛みを伴っていたので、胸椎に関わる活法で調整した。

首は胸椎に問題があるので、手のツボに鍼をして動作が良好になった。

 

問診で生理痛がひどくなると確認できたので、子宮環境が肩こりと関係するのではないかと考えた。足のツボで腹部と肩部の緊張を和らげ、腰臀部のツボを追加して終了した。

 

1週間後の来院で「丸1週間、肩や背中の痛みは全くなかった」とのこと。動作も良好であると確認でき、初回と同様の鍼と足のツボを追加して施術を終了した。

以後経過をみている。

同時に施術した症状

背部痛

使用した主なツボ

後谿L 三陰交L 胞膏R 腰海R 足三里LR 豊隆LR

まとめ

肩こりの原因はさまざまである。

今回は生理痛がひどくなる事から、子宮環境が肩こりに影響を及ぼしているケースであった。

 

各部位の緊張を診ると、全体の硬結が強いわりには圧痛を確認できなかった。問診で、マッサージを受ける時は「いつも強く押してもらわないと気持ちよくない」ということだったので、体が強刺激に慣れてしまったと考えられる。

 

局所に刺激を加えても根本的に問題が解決しないので、一時的な効果だけで症状がすぐに戻ってしまう。さらに強刺激は組織が破壊され、知覚鈍麻になることも多い。なかなか改善されない肩こりも注意深く全体を観察することが大切である。

 

実際に子宮環境にアプローチしたところ肩こりが早期改善された。

症例1 腕から指先までのシビレ
患者

40代 男性

来院

2016年10月

症状と来院理由

 

肩こり1

2ヶ月程前から左肩上部に気になるコリが現れ、次第に痛みが強くなり、常時押圧して痛みを紛らわしていた。

 

やがて痛みは上腕から手指へひろがり、母指と示指までに達した。「ジーンとしたしびれ」は示指にひどく現れ、上腕から全体にかけて症状が強くなる時もあった。

 

マッサージに通ったが、直後は軽くなってもすぐ元に戻ってしまう。

 

鍼ならもっと効果があるのではないかと考え、ネットで「肩の痛み」を検索して当院を予約してみた。

施術内容と経過

首の動作を診ると、左右とも横に傾けると左肩の上部にある局所の痛みが確認できた。動作によってしびれは誘発されなかったので、頚部周辺を丁寧に触診してみると、鎖骨の上下に強い緊張と圧痛がみられた。

 

しびれと首の動きの原因が胸椎にあると考え、胸椎の歪みを調整する手のツボに鍼をして動作が軽快になったのを確認した。手指のしびれも胸椎に関係があるため、背部に10分ほど鍼をするとしびれが軽減された。

鎖骨周辺の緊張を緩和させる手と肩甲骨に鍼をして終了した。

 

1週間後の来院で、しびれが半減していた。鎖骨周辺としびれに関係する活法で調整をした後、前回と同様に鍼を行ない、頚部の歪みを調整する手のツボを追加した。

 

3診目で、しびれは3割程度まで軽減された。首の動作で、左肩局所に痛みが残存するポイントがあるので、動きを調整する足と臀部のツボを追加した。

 

4診目でしびれが消失した。

同時に施術した症状

なし

使用した主なツボ

内谷L T₂(1)L T₃(1)L 魚際L 天宗L 六谷L 懸鍾L 外秩辺L

まとめ

発現した肩のコリを刺激することから始まり、気になる動作を何度も繰り返すことで、肩部周辺に影響を与え過緊張を引き起こしたと考察される。

 

胸椎以外に鎖骨周辺にも問題が起こり、しびれを誘発していたので、実際に鎖骨の動きを良くすることで症状が改善された。

 

肩部のコリは、腰下肢から起因すると推測され、痛みの緩解に至った。

 

疼痛局所の刺激ではなく全身の動作からひも解いていくと、原因にアプローチすることが可能になる。

数本の鍼でも、痛みを早期に改善する結果を得ることができる。

患者様の声

初日の施術で、左手のしびれがかなり良くなり、一週間に一度3回通った時はしびれがなくなり、左肩の痛みも和らぎました。

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